インプラント
歯を失ったところに人工の歯をいれる治療を歯科インプラント治療といいます。
最近では、インプラント治療は急速に進歩しています。当院では積極的にインプラント治療を行っています。
最近のインプラント事情
ちょこっとコラム
近年、インプラント治療は一般の方々に広く知られるようになってきました。 しかし、トラブルも多く発生しているのも現状です。治療を受ける際には、自分の口腔内の状態についての説明を受け、メリット、デメリットをしっかりと理解した上で、治療に望まなければなりません。これをインフォームド・コンセントといいます。インプラント治療においても、一般治療においても先生との信頼関係が成り立った上で治療を受けることが重要です。
最近のインプラント治療は、以前のように、噛めることを優先とした治療だけでなく、見た目(審美性)まで考慮した治療へと移行してきています。また、以前までは、骨がない部分にはインプラント治療はあきらめざるを得なかったところに、骨を再生させ、骨量を増大させることによりインプラントを植立することが可能になってきています。しかし、このような治療には術者の高度な技術が要求されるのも確かです。 また、インプラント治療を受けられる患者さんでは、その他の歯牙や歯周組織においても問題を抱えている場合が多く、一口腔単位での治療が必要になる場合がほとんどであるといえます。
噛み合わせや歯の根っこの治療(根間治療)、歯周治療、虫歯の治療をおろそかにしてインプラント治療の成功は望めないといっても過言ではないでしょう。
[インプラント治療症例]
この症例は骨を再生させ、合計11本のインプラントを植立し、咬合の安定、審美性の改善を図ることができた症例です。このように、インプラント治療により、取り外しの義歯から解放され、機能、審美性においても満足のいく状態に回復することができます。しかし、患者さんの協力なくしては治療の成功が望めないのも確かであり、術者の技術だけではなく、様々な条件を考えた上で治療を受けられることをお勧め致します。
歯を抜いた状態で放っておくと・・・・・
ちょこっとコラム
歯を抜いたままそのままにしておくと、隣の歯が倒れてきたり、咬み合わせる歯が伸びてきたり、歯に隙間が開いてきたりと様々な障害を引き起こします。左右対称に噛むことができなければ、お顔の筋肉(表情筋)にも影響し、左右非対称な顔貌になります。
いくらお化粧にお金を掛けても、エステサロンに通っても、歯が健康でなければ綺麗であるとは言えません。また、噛み合わせが全身の健康状態に影響することもあり得るのです。美しく健康な歯は明るい人生の第一歩と言えるでしょう。
歯を失ったところにインプラントを植立することにより、隣の歯を削らずに天然歯のような状態を回復することができます。
咬合(噛み合わせ)
噛み合わせは私たち人間にとって大切な役割を担っています。
噛み合わせが悪いことにより、様々な症状(不定愁訴)を引き起こすことがあります。
例えば、顎関節症、頭痛、肩こり、めまい、腰痛などは噛み合わせが原因となり症状として現れることもあります。重度の場合はうつ症状を伴ってくることもあります。
噛み合わせの診断は自分では出来ません。専門医のいる歯科医院にて適切な診断と治療を受けることをおすすめ致します。当院では、積極的に噛み合わせの治療を行っています。
再生治療
歯周病などで骨などを失ったところに骨を再生させたりします。
歯周病・歯槽膿漏
気づかない間に徐々に進行していく歯周病。歯周病とは歯を支えている骨にまで炎症が波及し、骨を溶かしていく病気のことをいいます。歯ブラシをすると出血する、歯茎から膿のようなものがでる、朝起きたときに口の中がネバネバする、口臭が気になるという方は要注意です。歯槽膿漏とは、歯を支えている骨が様々な要因で少なくなり、歯茎の出血や歯の揺れ・腫れ、口臭、痛みなどの症状が出てくる歯茎の病気です。
歯槽膿漏を含む歯茎の病気は、世界で一番万延しています。
歯槽膿漏は治らないと思われて、あきらめられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯槽膿漏も適切な診断と総合的な治療をすれば、お口の状態を良くする事が可能です。
歯周病・歯槽膿漏でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
レーザー治療
当院では、毎日の診療にレーザー治療を導入し、症例に応じたレーザー治療を行っています。
いびき治療
いびきは、喉の奥の「口蓋垂 - こうがいすい」や「軟口蓋 - なんこうがい」が、空気の流れによって振動することにより、音が出ています。人によって粘膜のヒダが長かったり、幅が広かったりする為、わずかな空気でも振動を起こし、大きないびきが出る人がいるのです。
この症状が更に進むと、呼吸の低下や呼吸が止まる症状である睡眠時無呼吸症候群(SAS)を引き起こします。また、この睡眠時無呼吸症候群は、高血圧・心筋梗塞・がん・脳梗塞・糖尿病・うつ病・認知症の原因になることもあります。
今までのいびき治療は、入院して口蓋垂や軟口蓋をメスやレーザーで切り広げ縫合し、粘膜の膨らみを取り除く手術が必要で、術後も痛みや腫れを伴うものでした。
当院が行っているのは、世界最先端のレーザー照射機 LightWalker による、いびきを軽減させる治療です。
LightWalkerレーザーを、口腔内(軟口蓋や口蓋垂、舌側)に照射するだけで、口の中の緩んだ組織が引き締まり、いびきや睡眠時の無呼吸を改善することができます。レーザーを口腔内に照射することで、粘膜の脂肪層や筋肉層のコラーゲンが増えて若返り、緩んだ組織を引き締めます。それにより、外科処置なしでも気道を確保することができるのです。
矯正治療(非抜歯矯正)
食べ物の変化に伴い、人類のあごは、小さくなる傾向にあります。実際にあごの大きさと歯の大きさにずれが生じて歯並びが悪くなる人が増えています。しかし、安易に歯を抜く矯正を行うと噛み合わせに問題が生じてくることも多々あります。当院では、できるだけ歯を抜かずに矯正をする方法(非抜歯矯正治療)を行っています。